見積書・請求書をスマホで作るには?ITが苦手な個人事業主が「無料で始める」手順【送付の文例つき】

※この記事にはPR(広告)を含みます。

仕事が終わって家に帰ってから、見積書をつくる。
前回のファイルを探して、宛名と日付と金額を書きかえて、計算が合っているか電卓で確かめて――。

1件に30分かかって、「これ、もっと楽にならないかな」と思ったことはありませんか。

この記事では、パソコンをほとんど開かない人でも、スマホだけで見積書・請求書を作って送るための方法をまとめました。

  • スマホで見積書・請求書を作る方法3つと、選ぶときのポイント
  • 無料で始められる請求書アプリの使い方の流れ
  • AIで「作業内容」の書き方を整えるコツ
  • そのまま使える、送付のLINE・メール文例

スマホで見積書・請求書を作る方法は3つ

方法向いている人気をつけたいところ
① 請求書作成アプリを使う見積書・請求書を毎月何通か出す人無料で作れる枚数に上限があることが多い
② 会計ソフトの請求書機能を使うすでに会計ソフトを使っている人請求書機能が上のプランだけ、ということもある
③ テンプレート(ひな形)を使う月に1〜2通しか出さない人計算や宛名の書きかえを自分でするので、ミスが起きやすい

毎月何通か出す人は、①の請求書作成アプリがいちばん手間を減らしやすいと考えます。
取引先の名前や、よく使う作業内容を登録しておけば、次からは選ぶだけで作れるからです。


請求書アプリを選ぶときの4つのポイント

1. スマホのアプリがあるか

パソコンを開かない人は、まずここを確認します。ブラウザ(SafariやChrome)で使えるだけでなく、専用のアプリがあると、仕事の合間にも操作しやすくなります。

2. 無料で作れる枚数

無料のプランでも、「請求書は月◯通まで」と上限があることが多いです。
1か月に何通くらい請求書を出しているか、先月の分を数えておくと選びやすくなります。

3. インボイス制度に合った請求書が作れるか

インボイス制度に登録している人(登録番号を持っている人)は、請求書に登録番号や、税率ごとの消費税額など、決められた項目を書く必要があります。
多くの請求書アプリは対応していますが、念のため「インボイス対応」と書かれているかを確認しましょう。

自分がインボイス制度に登録しているか分からない場合や、請求書にどう書けばよいか迷う場合は、税務署や税理士に相談してください。

4. どうやって送れるか

作った請求書を、PDFにしてLINEやメールで送れるかを確認します。紙で郵送してほしいお客さまがいる場合は、郵送を代わりにしてくれる機能(有料のことが多い)があるかも見ておきます。


例:弥生の請求書アプリ「Misoca(ミソカ)」

ここでは例として、弥生株式会社の「Misoca(ミソカ)」を紹介します(2026年9月時点・公式サイトの情報)。

  • 無料プラン:請求書を月10枚まで、ずっと無料で作れます
  • 有料プラン:月15枚までの「プラン15」(年8,800円・税抜)、月100枚までの「プラン100」(年33,500円・税抜)などがあります
  • スマホアプリ:iPhone・Androidの専用アプリがあり、外出先でも見積書・納品書・請求書を作れます
  • 郵送の代行:紙で送りたいときは、1通210円(税抜)で郵送を代わりにしてもらえます

気をつけたいところ

  • 見積書・納品書は、どのプランでも作成枚数の上限なし(取引先の登録も無制限)。上限があるのは請求書だけです
  • 有料プランが初年度無料になるキャンペーンが行われていることがありますが、対象や期間は変わります。申し込む前に公式サイトで確認してください
  • スマホのアプリから申し込めるプランは、公式サイトでは「無料プラン」と「プラン15(ライト)」と案内されています

月10枚以内に収まる人は、まず無料プランで試してみるのがおすすめです。


Misocaで見積書から請求書まで作る流れ

※画面の名前は、アプリの更新で変わることがあります。

ステップ1:アプリを入れて、無料で登録する(5分)

App Store(iPhone)かGoogle Play(Android)で「Misoca」を検索し、提供会社が弥生株式会社であることを確かめてから入れます。

ステップ2:自分の情報を登録する(10分)

請求書に載せる自分の情報を、最初に一度だけ登録します。

  • 屋号(お店の名前)と名前
  • 住所・電話番号
  • 振込先の口座
  • インボイス制度に登録している人は、登録番号

ステップ3:取引先を登録する(1社1分)

よくお仕事をいただくお客さまの名前を登録しておくと、次から選ぶだけになります。

ステップ4:見積書を作る(5分)

作業内容・数量・単価を入れると、合計や消費税は自動で計算されます。
よく使う作業内容(例:「エアコンクリーニング 壁掛け1台」)は、登録しておくと次から選ぶだけで済みます。

ステップ5:見積書から請求書を作る(1分)

お仕事が終わったら、作った見積書をもとに請求書を作ります。内容を一から入れ直す必要はありません。

ステップ6:PDFにして送る(2分)

請求書をPDFにして、LINEやメールでお客さまに送ります。


AIで「作業内容」の書き方を整えるコツ

見積書の「作業内容」の欄は、お客さまが見て分かる書き方にしておくと、あとで「これは何の料金?」と聞かれにくくなります。
書き方に迷ったら、ChatGPTなどのAIに下書きしてもらうのも一つの方法です。

AIへの頼み方(コピペ用)

出張ハウスクリーニングの店主です。
見積書の「作業内容」の欄に書く文を、お客さまが見て分かるように短く整えてください。
1行ずつ、品目と内容が分かる書き方にしてください。

【今日の作業】
(ここに作業のメモを書く。例:エアコン2台分解洗浄、1台は室外機も、防カビ)

使うときの注意

  • お客さまの名前・住所・電話番号は入れません
  • 金額や消費税の計算は、AIではなく請求書アプリの自動計算にまかせます
  • AIが書いた文は、実際の作業と合っているか必ず自分で確かめます

送付の文例(コピーしてお使いください)

LINEで見積書を送るとき

本日はお問い合わせいただき、ありがとうございました。
お見積書をお送りいたします。
内容をご確認いただき、ご不明な点があればお気軽にご連絡ください。

LINEで請求書を送るとき

本日はご利用いただき、ありがとうございました。
請求書をお送りいたします。
お支払い期限は〇月〇日です。お振込先は請求書に記載しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

メールで請求書を送るとき(件名の例:【請求書送付】〇月分のご請求について)

〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇(屋号)の〇〇です。
〇月〇日に作業いたしました分の請求書を、PDFでお送りいたします。

お支払い期限:〇月〇日
お振込先:請求書に記載しております

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

まとめ

  • 見積書・請求書を毎月何通か出すなら、スマホの請求書アプリがいちばん手間を減らしやすい
  • 選ぶときは、スマホアプリ・無料の枚数・インボイス対応・送り方の4つを確認する
  • 例えばMisocaは、請求書が月10枚までなら無料プランで使える
  • 作業内容の書き方はAIに下書きしてもらい、金額の計算はアプリにまかせる
  • インボイス制度の書き方で迷ったら、税務署や税理士に相談する

まずは今月の請求書を1通、アプリで作ってみるところから始めてみてください。


関連記事

参考にした公式情報(2026年9月時点)

※この記事は、請求書づくりの一般的な方法とサービスの紹介です。インボイス制度や税金について、ご自身の状況に合わせた判断が必要な場合は、税務署または税理士にご相談ください。